鎌倉 円覚寺/ Engakuji Temple in Kamakura
紅葉が美しくなってきた先日、鎌倉の円覚寺まで友達と行ってきました。北鎌倉駅からすぐの円覚寺の入口は、赤と緑のコントラストがとてもきれいで、日本人でよかったなぁと感動!円覚寺の境内の木々はまだ色づく時期がちょっと早かったようですが・・・。
この日は、土曜日。円覚寺では毎週土曜日の午後の1:20から初心者向けの座禅会を無料で行っているとのこと、私たちも人生で初めての座禅をするために行ってきました。

座禅会が行われるのは、こちらの居士林。80年ほど前までは、別の場所で剣道の道場として使われていたもので、そのまま円覚寺に移築し、今は座禅ができるように改装されているのだそうです。
何せ座禅は人生で初めてなもので、本当に無知な私。どんなことが行われるのか、想像が膨らむばかり。友達と、大きな棒でたたかれるかなぁとか、足がしびれたらどうしようとか、お腹が途中でなってしまったらどうしようとか。。。なんて、書いてしまうのも恥ずかしいようなことばかり話していました。

いざ、居士林の中へ。入るときはもちろん靴を脱ぎます。そのあと、小さな座布団を頂き、指示された場所へ。そこで靴下類を脱ぎ、裸足になります。この時期は、板の間の冷たさが足から伝わってきて身が引き締まる思いでした。

もちろん、初心者ばかりの集まりですので、最初の10分ほどは座り方や呼吸の仕方などの説明がありました。呼吸は、「ひとーーーーーーーつ」とゆっくり息を吐いて、そのあと新鮮な空気を吸い、また「ふたーーーーーつ」とゆっくり息を吐いていくのだそう。呼吸に集中していくうちにあれやこれや考えが浮かんでくるけれども、それになるべく早くに気が付いて、また呼吸に集中してくださいと。初めてのことはなんでもそうですが、座禅でも始める前は緊張してきました。
今回は10分の2セット。普通はお線香がなくなるまでの45分から1時間くらいなのだそうですが、何せここも初心者。しょっぱなから1時間はできないとのことで、10分を2セット。
足を組み、右手の上に左手を乗せ親指を合わせ、「それでははじめます」の言葉で座禅が始まります。「ひとーーーーーーつ」「ふたーーーーつ」「みーーーーーーーつ」・・・と。足の指先が冷たくなったけれど、最初の10分間はあっという間でした。周りの音がきになったりもしましたが、何も考えず10分が過ぎていきました。
そして、2度目の10分間。こちらは、お坊さんが例の棒を持ち、肩のツボをたたいていくとのこと。ただし、ここはまたもや初心者です。希望のあった人のみ。お坊さんが自分の前にたったら合掌をし、令をし、そのまま腕を組んで前かがみに。右・左と肩を打たれます。「たーん、たたん」と3回。2回目の座禅はこの肩を打たれる音に気が散ってしまって呼吸どころではありませんでした。。。邪念が追い払えないまま10分が終わってしまいました。
すべて終了後、お坊さんに肩を打つ理由を聞いてみました。私は、無知ながら「気を入れる」とかそういうことを考えていましたが、そうではなく古くは、やはり座禅は長いので居眠りをしてしまう人がいるのだそうで、その人を起こしたり、真面目にやっている人の気持ちをさらに奮い立たせたりするためのものなのだそう。内心、「なーんだ、叩かれなくてもよかったのかぁ。。。」と。それから、3回肩を打つ理由も、1回目は試し打ちなのだそう。なんと、試し打ちのために3回も肩をたたかれた!でも、お坊さんがとても明るい方で、親しみのある感じで冗談交じりで話してくださったので、まぁ、嫌な思いはもちろんしませんでしたけど。
短い座禅ではありましたが、ほんの少しだけ心と体が浄化されたような気がしました。お坊さん曰く、体と心はつながっているのだそうです。スマホやPCを使うことが多くなった昨今、背中を丸めて猫背になっていることが多く、イライラすると呼吸が早くなる。これは心にとってもよくないのだとか。背筋を伸ばして、ゆーっくり大きく呼吸をする、普段からそういうことを心掛けていると心も健康になるそうです。せっかく学んだこともすぐ忘れがちですが、平穏で平和な毎日のためにできるだけ心がけたいなぁと思いました。

それでも、やっぱり食べ物は心も体も癒してくれます!(←全然学んでないわけではありませんよ!)
臨済宗大本山 円覚寺(http://www.engakuji.or.jp/)
〒247-0062 鎌倉市山ノ内409 (北鎌倉駅すぐ)
TEL:0467-22-0478
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